弊社とSCT1%CLUB (株)商運サービス雇用対策支援事業部 共催にて、10社の人事、経営者の方に向けオンラインで講義を開催しました。
女性の月経随伴症による経済損失をご存じですか?
その金額4911億円です。金額が大きすぎて、皆さんピンとこないかもしれませんね。概算して、月給25万円の女性が丸2日間(2万円)働けない状態に陥っている。というといかがでしょう。
こちらの課題は、企業や男性の理解が浅いというだけには、止まらないのが現実。残念ですが、女性の方も、月経や更年期障害、甲状腺の病気についての十分な理解がないために、受診率が低く、適切な対応ができていない、苦しみ続けているという現状があります。ヘルスリテラシーの低さが課題でもあるのです。
副作用についての情報も、古いものであったり、必要以上に怖がりすぎていたり、生理や更年期は誰でもくる、みんな我慢していると対処をしなかったり。隠れ貧血やマザーキラーと呼ばれる子宮頸がん、更年期ロスの知識も圧倒的に知識が普及してません。
そして、男性側は男性側で、なんとかしたいという思いもある反面、ハラスメントになってしまうかもと不安に思う方も多数。
本講座は企業の話だけではなく、大切な家族やパートナーの理解にも繋がる内容。私自身が日頃相談を受けている、本当に酷い職場での事例、女性の辛いというリアルな声を交えながら、女性活躍が思うように進まない理由、具体的なアクションプランまでさせていただきました。
反響が大きかったので、こちらも個人や団体でも10名様集めていただければ、オンラインで講義いたします。現在厚生労働省、経済産業省ともに女性活躍についての取り組みに力を入れていますので、NADESIKOブランド、くるみんなどの認定をとり、企業のCSR、生産性向上のためにもぜひご活用ください。
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